『Arch Kerry HAND MADE』MTOをリブランド、10月価格改定のお知らせ

『Arch Kerry HAND MADE』MTOをリブランド、10月価格改定のお知らせ

いつもアーチケリーをご愛顧いただきありがとうございます。ディレクター清水川です。

今日7月5日にアーチケリーは3周年を迎えました。これまで、MTOではたくさんのお客様に靴をお作りいただきました。

様々なご要望を靴に反映させるうちにディレクターである私と工房の職人たちの経験が増え、単なるパターンオーダーを超えたサービスを展開できるようになりました。これまでお作りいただいた皆様にあらためて感謝申し上げます。

 

理想のアメリカンビンテージを再現する、としてスタートしたアーチケリーのミッションを再定義すべき時と考え、10月1日よりMTOコレクションを新たに『Arch Kerry HAND MADE』とリブランドし、価格を改定することといたしました。

これまでスタイルによって123,000円から130,000円としていた価格を、一律140,000円とさせていただきます。(いずれも税抜き価格)

価格改定の主な理由は、オーダー内容の複雑化による管理コストの上昇、アーチケリーの製作に携わる各職人への工賃を確保するためです。

もちろん資材等も価格が上昇していますが、アーチケリーは国産の材料を多く使っているため、上昇幅はそこまで大きくありません。

今年3月にTHE SHOESHINE & BAR 虎ノ門にて開催したVintage Shoes Nightではアーチケリーのサンプルにない靴をお客様のお好みで製作するというオーダー会を企画しました。ビンテージシューズを愛するお客様にいただいたオーダーの靴は木型から新たに作り始め、ベンチマークとなった靴の再現を目指して現在もパターンの製作が進んでいます。

このイベント以外でもパターンの変更、パーフォレーション(ベンチレーションも!)の追加など、型紙を切りなおす作業を要するオーダーが多くなってきました。いずれもお客様からのご提案によるもので、アーチケリーへの期待の高さを示すものと自分に常々言い聞かせております。

また一方で、アーチケリーの履き心地の良さを評価してくださり、国産のオーダーシューズの作り手として製作を託されるケースも増えてまいりました。アメリカ靴の要素を省く靴のオーダーではコバの張り方を抑えたり、普段は付けないハチマキをつけたりするなど、これまでのオーダーメニューにないカスタマイズを施す必要があります。

こういった1件ごとに細かい仕様の指定が異なるため、ディレクターである私、舘さんはじめとする職人さんチーム間での連絡作業が増えているのが現状となっています。

もちろん靴自体も一級品と自負しています。

グッドイヤーウェルト製法ながらリブを丁寧に叩いて返りを良くするなど、職人のこだわりと手間が惜しみなく込められている靴は「ハンドメイド」を謳って過言ではないと考えています。特に底付けの前後左右のバランスの正確性は職人舘篤史の特筆すべきスキルにもたらされるもの。アーチケリーの美しさを裏付けているのだと思います。

 

10月からの『Arch Kerry HAND MADE』ではこれまでのオーダーメニューを刷新してご案内いたします。ビンテージシューズの再現を目指す方にはご自身の強いこだわりを込めていただけるサービスを提供し、オーダーシューズのサービスの高みを目指して参ります。引き続き皆様のご愛顧を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2023年7月5日

Arch Kerry 清水川 栄