Guide 1
オーダー方法
パターンオーダーにて承ります

【予約常設】
下記会場にてオーダーを承ります。
場所■東京都文京区春日2-26-11 安藤坂コイン
オーダーをご希望の方はSNSからメッセージをいただくか、s.shimizukawa@archkerry.comまでご連絡いただき、来訪のご予約をお願いいたします。
【展示受注会】
文京区会場での定期、または他会場で不定期に展示受注会を開催いたします。ご予約なくご来訪いただくことが可能です。開催予定は以下に掲載いたします。
展示受注会予定
福岡にてアーチケリー展示受注会を開催いたします。
下記フォームよりご予約をいただくことで、優先的にご案内させていただきます。
展示受注会は予約なく自由にご来場いただけます。ご予約のないお客様のオーダーも承ります。見学のみのお客様、ご試着のみのお客様も歓迎いたします。ビンテージシューズファン、靴を愛する皆様のお越しをお待ちしております。
デザインサンプル(キャップトゥ、Vチップ、Uウイング、ホールカット、ウイングチップ)、革見本などを実際にご覧いただけます。
また、US5~10までのフィッティングサンプルをご用意しております。合うサイズをお試しいただき、確認してオーダーすることができます。

3月福岡展 予約フォーム
3月19日(金)12:00〜18:00
3月20日(土)12:00〜18:00
オーダーの流れ
デザイン、アッパー、オプション仕様をお選びください。
展示されているアッパーのデザイン(キャップトゥ、Vチップ、Uウイング、ホールカット)にお好みのアッパーをお選びいただくパターンオーダーにて承ります。ソールの仕上げやヒールパーツの選択等、オプションで仕様をお選びいただくことが可能です。
会場にはオーダーシートをご用意しております。シートにはオプション等の選択肢が記載されておりますので、サンプルと照らし合わせながらご記入いただくとスムーズにオーダーしていただくことができます。
フィッティングサンプルにてサイズをお選びください。
会場にはUS5~10までのフィッティングサンプルをご用意しています。左右で異なるサイズのオーダー、乗せ甲による調整(有料オプション)も承ります。
納期4ヵ月にて靴を製作してお送りいたします。
お支払いはオーダー時に全額、もしくは内金50,000円(税別)としてお支払いいただきます。靴が完成しましたらメール等にてご案内いたしますので、残金のお支払いをお願いいたします。オーダーいただいた靴は順次製作し、納期4カ月にてお客様のもとへお送りいたします。
アーチケリーの靴は手作りの部分が多く、生産可能な足数が限られます。たいへん申し訳ございませんが、オーダーが多く混雑する場合には納期が遅れますことをあらかじめご了承ください。
Guide 2
選べるレザー素材
カーフ(4色)
アーチケリーが探し求める革の条件は、特にキメの細かい肌目と柔らかな質感を持つ素材感。そして透明感があり豊かな発色を見せる革の色味です。
この2つの条件を兼ね備えた革は国内にありました。国産の原皮を用いた大東ロマン株式会社のレージングカーフです。
ビンテージシューズに感じられるどこか華奢な印象、線の細さを表現するのに最高の素材と考えています。

タンカーフ

ブラックカーフ

ブラウンカーフ

バーガンディーカーフ
グレインカーフ(4色)
型押しのグレインカーフ。グレインレザーは型押しによって表面を整えることができるため、一般的には肌目の粗い素材を使って加工をかけることが多い素材。
アーチケリーでは贅沢に上記グレージングカーフを型押し加工して用意しました。元素材の良さのおかげで、靴に成型した際に上質な印象を与えることができます。

タングレインカーフ

Calf
ブラックグレインカーフ

Calf
ブラウングレインカーフ

Calf
バーガンディーグレインカーフ
ジェイナスカーフ(1色)
スエードのタンナーとして名高い英C.F.ステッド社のジェイナスカーフ。フランス産原皮を使用した銀付きスエードは同タンナーの中でも最高級素材となります。
銀付きのメリットは、スエード素材なのにカールエッジの処理ができるということ。最高の素材と技術の組み合わせ。スペシャルなチョイスとなるでしょう。

タバコジェイナスカーフ
スエード(3色)
英C.F.ステッド社の代表的なスエードを用意しております。
スーパーバックは毛足が短く整っており、ムラのない均質な表情を作ることができます。鮮やかな青色が美しいRoyalはブルースエードシューズやカーフ素材とのコンビなど、ビンテージシューズの再現に欠かせない素材です。
レペロカーフスエードはスコッチガードによる撥水処理を施したスエードです。

ポロブラウンレペロスエード

ロイヤルスーパーバック

ブラックスーパーバック
鹿革バックスキン(1色)
スペクテイターシューズの白はどの素材にするか?まず初めに思いついたのは鹿革のバックスキンでした。牛革スエードのホワイトバックスをよく見かけますが、本来は牡鹿(Buck)の銀面を起毛させた素材。アーチケリーでは鹿革にこだわり、奈良の株式会社藤岡勇吉本店による鹿革バックスキンをご用意しました。
このホワイトバックスの白は後から染めたものではなく、鹿革を鞣した際に自然に出る色。柔らかな起毛の風合いも魅力的です。

ホワイトバックスキン
Guide 3
ラストとフィッティング
アーチーラスト

アメリカンビンテージシューズの木型を再現したオリジナルのラスト。
足の形に沿ったツイストした形状が特徴で、かかとの底面も外側が沈む構造となっています。そのためヒールの積み上げは内側が高くなり、自然なアーチサポートを形成します。
シルエットは細身ながら履き心地はゆとりのあるラストです。
スプリットラスト

アーチ―ラストのトゥ部分にデザインのための稜線を持たせたスプリットトゥ専用のラスト。
Vチップアルゴンキンの製作と同時に設計しました。木型のトゥ部分の稜線は靴の中心線に沿っており、これはアッパーを吊り込む際の目印になります。
稜線の部分にボリュームが出ることでトゥのシェイプがグラマラスになり、Uチップ、Vチップなどスプリットトゥのデザインに魅力を与えます。
サイズとフィッティング
アーチケリーはUSサイズのサイズ展開となります。US6.5~10.0までのサイズをご用意。
ハーフサイズは0.5センチではなく、1/6インチ(約0.42センチ)の差となります。木型の設定値は以下のとおりです。
サイズ | 長さ(mm) | 足囲(mm) |
6.5D | 274.0 | 232.0 |
7D | 278.2 | 235.2 |
7.5D | 282.4 | 238.4 |
8D | 286.6 | 241.6 |
8.5D | 290.8 | 244.8 |
9D | 295.0 | 248.0 |
9.5D | 299.2 | 251.2 |
10D | 303.4 | 254.4 |
スプリットラスト
サイズ | 長さ(mm) | 足囲(mm) |
6.5D | 275.6 | 32.0 |
7D | 279.8 | 235.2 |
7.5D | 284.0 | 238.4 |
8D | 288.2 | 241.6 |
8.5D | 292.4 | 244.8 |
9D | 296.6 | 248.0 |
9.5D | 300.8 | 251.2 |
10D | 305.0 | 254.4 |
Guide 4
アーチケリーの特徴
カールエッジ

ヴァンプとクォーターの縫い合わせ部分はアッパーの断面を薄く漉いて折り込み、さらに漉いて縫いつけるカールエッジという高度な処理を施しています。
ビンテージシューズに見られる端正な雰囲気を醸し出します。
※キャップトゥ、Uウイングで用いられています。カーフ/グレインカーフ/ジェイナスカーフのみの仕様となります。
ファジングとウェルトステッチ

アンティークの製靴機械 Landis Model 27 によるファジング。
細かいピッチの目付とダシ縫いこそ、靴の美しさとビンテージらしさを感じさせる決定的な要素。
アーチケリーがリスペクトする時代がそうであったように、ステッチは手縫いではなくマシンによる縫いを採用しました。
ハンドラスティング

職人の手による吊り込み。ハンドラスティングによる履き心地のよさ、また美しいフォルムを保つそのメリットは計り知れません。アーチケリーの製品クオリティの要となるポイントです。
もちろん、素材と木型の特性を見抜く職人の高い技術が要求されます。
ビンテージシューズでも、高級ラインでは特にHand Lasted と銘打たれフィーチャーされた仕様です。